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バリアフリー都市・バンクーバー
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●テリー・フォックス・ラン

9月16日(日)、テリー・フォックス・ランに参加してきた。朝から曇り空だったが、10km走る人にはちょうどいい涼しさかもしれない。

昨年はスタート時間直後に現地に着き、あわててエントリーして参加したのだが、今年は少し余裕をもってスタンレーパークのセカンド・ビーチ・パークに到着した。もう大勢の人が集まっていて、エアロビのインストラクターの指導でウォーミング・アップをやっている。
あたりを見回すと、もう既にコーヒーやスナックが用意されている。朝ご飯、食べてこなくてもよかったかも…。

さっそく受け付けのテントに行って、エントリー表に名前や住所を書き込み、寄付金を手渡す。このイベントは参加費なし、癌研究基金への任意の寄付でいいのだ。

手続きが終わると、番号が書かれた紙のゼッケンを手渡された。
私がもらった番号は、おおっ!!「777」だって!! ラッキーセブンじゃん! パチンコだったらジャラジャラ出ているところだけど、なにかいいことあるかな!?
なんとなくうれしい思いで、シワになららいように気をつけて、ゼッケンを胸につけた。

さあ、もうすぐスタート。ランナーとウォーカーは芝生の上に設けられたスタートのゲートから、自転車とローラーブレイド組は舗装された小道の上を、ランナーたちより一足早くスタートする。ベビーカーを押している人もけっこういる。犬を連れている人もいる。

まず自転車組用のスタートの号砲が鳴り響いた。この号砲、本当に火薬を使っていて、ドッカーンとすごい音がするのだ。スタートラインに並んだ人たちは、耳をふさいで待っているという、全然緊張感のないスタート風景である。2つ目の号砲で、ランナーが一斉に飛び出した。

私たちも最初だけ一緒に走ったものの、やがてウォーキングに切り替える。スタンレーパーク会場では、3kmと10kmのコースがあるが、その分岐点にきた。3kmはロスト・ラグーンを一周、10kmはスタンレーパークを一周するのだ。私たちは3kmだったので、おしゃべりしながら歩いているうちに、あっという間にゴールに着いてしまった。3kmではちょっと物足りないかも…。

あとは昨年同様、フォー・シーズンズ・ホテル提供のフード・テントで、フルーツ、マフィン、クロワッサン、プチパイ、コーヒーなどをいただいた。昨年より食べ物の種類が減ったような気がするが、それでもバナナ、オレンジ、ベーグルだけのバンクーバー・サン・ラン(4月に行なわれる市民マラソン大会)よりずっと多い。おもしろいことに、参加した犬用にドッグフードとお水も用意されていた。

10kmコースのランナーたちが、そろそろ戻ってき始め、ゴール地点(スタートと同じ場所)はだんだん人が増えてきた。10km完走した人は、さすがに達成感のある清々しい顔をしてゴールしている。
バンクーバーでは、4月のサン・ラン、9月のテリー・フォックス・ランと、半年に1度10kmマラソンのチャンスがあり、安全に走れるコースも多々あるので、市民ランナーにとっては最高の環境だろう。

今日はカナダ中でテリー・フォックス・ランが行なわれている。いったい何人の人が参加したのだろうか?
私はテリーのことを思い出し、さらに11日のアメリカ同時多発テロ事件で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしながら歩いた。