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バリアフリー都市・バンクーバー
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●モルソン・インディ・カーレースの車椅子シート

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●きっかけ

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●バリアフリー・シティとの出会い





●モルソン・インディ・カーレースの車椅子シート

先週の土曜日(9月1日)、モルソン・インディというカーレースを見に行ってきた。毎年バンクーバーで行なわれ、毎年「今年が最後かもしれない」と言われているので、また見たことがなかった私は、見られるうちにと思って行ってきたのである(でも、2004年まではこのままバンクーバーで開催されることが決まったというお知らせが出ていたけど‥‥)。

続行が危ぶまれていた理由は、バンクーバーでは市街地の一画をレース用のサーキットに作り替えて開催しているので、周辺の住民からの苦情が多かったためと思われる。たしかにすごい騒音なのだ。カーレースというものに、生まれて初めて行った私はビックリ。耳栓は必需品である。
実は昨年、たまたま開催期間中に、スカイトレインでサーキットの真上を通った時に、その轟音にまず驚いたのが「一度、ちゃんと入場して中でレースを見てみたい」と思うきかっけになったのであるが…。

シートにはゴールド、シルバー、ブロンズと3段階あるが、私たちは「シートなし」の安い入場券で入った。思いのほか広い会場と、サイエンス・ワールド(いろいろな実験・体験ができる科学館のような建物)にもタダで入れるということを知り、大いに驚いてしまった。通常の入場料は大人11.75ドルなのである。会場は、フォールス・クリークという入り江の一番奥をくるっと囲むように作られていて、サイエンス・ワールドはその敷地内にすっぽり入ってしまうのだ。 海沿いのウォーク・ウェイは、どこへ行っても眺めがよく、別にレースを見ないでその辺をぶらぶら歩いていても充分楽しめる(おいおい)感じだった。

この会場に車椅子用の席があることは、チケットの料金表を見て知っていたが、ウォーク・ウェイを歩いていて見つけたその車椅子シートは、ゴールド・シート近くのなかなかいい場所に設けられていた。入口には通路からスロープが延び、大きな車椅子マークが表示されている。

また、車椅子シートから20mくらいのところには「Senior & Disability Service Tent(シニアと障害者のためのサービス・テント)」が設置され、その隣に「First Aid(救護所)」も設けられていた。

気になるトイレだが、一般客用には、会場の要所要所に簡易トイレが作られている。残念ながらこれは車椅子では使用できないが、サイエンス・ワールドまで行けば車椅子用のトイレがある。車椅子シートからまっすぐ行ける位置にあり、距離は10mほどだろうか。

車椅子シートのチケットは3日間で70ドル。同行者1人までが同料金で一緒に見られる。
ちなみに、他のシートの料金は、ゴールド195ドル、シルバー109ドル、ブロンズ70ドル(いずれも3日間)。「シートなし」の入場券は金曜日15ドル、土曜日30ドル、日曜日45ドル、3日間では55ドル。日曜日にインディ・レースが行なわれるので高くなるのだ(金・土はCARTやCASCARのレースが行なわれる)。

車椅子シートとロケーションの写真は、下のURL(公式サイト)で見られる。
http://www.molsonindy.com/vancouver/tickets/wheelchair.html

 
★‥‥‥‥‥‥‥‥‥★バンクーバーだより★‥‥‥‥‥‥‥‥‥★

★筆者が取材・執筆したバンクーバーに生きる女性たちの記事が、また1本掲載されました。「スマートウーマン」という日経新聞系のウェブサイトです。今回は、ワーキングホリデーから自力で就労ビザを獲得、さらに移民ビザを取得した女性の物語。就労ビザに関心がある人には、参考になると思います。

「スマートウーマン 海外発/女性達のHOTリポート」
http://smartwoman.nikkei.co.jp/interface/ContentView.cfm?sw_ContentNo=10200068

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