●国際結婚は“偉そう”か?(2)

先週の記事に、たくさんの反響をいただいた。
その中で、多くの方が、「国際結婚、国際結婚って偉そうに言わないでよ」という日本人がいること自体に、驚いていた。考えてもみなかった、という方もいた。

そんなご意見に、私は私で、あぁそういうふうに捉えてくださる方もいるんだ、と安堵する思いだった。
・・・それほど、「国際結婚」に対する反発の空気を、日頃から感じているのである。私の周りにも、数は多くないが、「なによ偉そうに」と思っている人は確実に“いる”。

そういうことを割と敏感に感じてしまうほうなので、実はあまり自分の国際結婚については語ってこなかった。「国際結婚ワークショップ」に関わるようになったのは、「移住者の会」の役員をやっていたからで、そうでなければ参加すらしなかったかもしれない。

ところが、ひとたび関わるようになってみると、みんな実にさまざまな問題(大小はあるけれど)を抱えていることが分かり、私自身がバンクーバーの国際結婚カップルの実態を、正確に把握していなかったことに気付いた。目の前に苦しんだり悩んだりしている人がいるのに、背を向ける訳には行かなかった。解決の方法を見つけるきっかけを掴んだり、情報交換をして助け合える、そういう受け皿となる場をきちんと作っておかなければ…。そう思って「グレーター・バンクーバー 国際結婚の会」の組織化のために動き出したのだ。

このように、心の中に国際結婚ゆえの悩みを抱えている人が、「国際結婚、国際結婚って、なによ偉そうに」と言われたら、ひどく傷つくのである。
事実、会の役員の一人が、とある掲示板にワークショップのお知らせを載せたところ、そのリアクションとしてそういう書き込みがあったと、しょんぼりして報告してきた。それを読んで傷ついた彼女の心が容易に理解できたし、また世の中にはそう思っている人もたくさんいるだろうということは薄々感じていたので、やっぱりかという思いもあった。

先週書いた芸能人のように、確かに偉そうにしている人はいる。一般人でもいる。外国人(特に白人)の配偶者を自慢そうに(“夫を誇りに思う”というレベルの自慢ではなく)連れ歩いていたり、優越感(何の優越感だか知らないが)いっぱいの態度だったり…。
そういう人に対して、アンタ何よ偉そうにと思う気持ち、よく分かる。
でも、国際結婚をしている日本人が全部そうだというわけではない。
「国際結婚って偉そうに言わないでよ!」と言う相手は、本当に偉そうにしている人だけにしてほしい。

 
★‥‥‥‥‥‥‥‥‥★バンクーバーだより★‥‥‥‥‥‥‥‥‥★

先週号に対して、お掃除と給食についても、大事な制度だと思うというご意見をいただいた。実は私も、書きながらしみじみそう思っていました。これらについては、また後日、記事にしてみたいと思っております。

ところで、あの芸能人は誰かって? 
ヒント:歌手です。これ以上は書けまへ〜ん。

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