Canucks Fan: Game Results

11月30日
モントリオール・カナディアンズ 3-4

Welcome home! リンデン
でも彼の心中は・・・

ゲームの前に、ショックなニュースがあった。No.18スティーブ・カリヤが、ファームのカンザスシティに行くことになったというのだ。一昨日、ポールとの試合を見たばかりだったのに・・・。スティーブはもう少しでゴールをあげそうになるなど、けっこう活躍していたのだけど。
No.2マティアス・オーランドの復帰に伴って、ディフェンスマンも多すぎるため、誰かがトレードになるかウェイバーに出されるだろうという話も出ている。いちばんあぶないのは、No.4グレッグ・ハウグッドだ。クロフォードは小柄なプレーヤーはあまり好きではないのだろうか、なんて思ってしまったりして…。

今日はモントリオールがバンクーバーに来る今季2回のゲームのうちの1回だ。もう1回は12月27日で、私たちの11ゲームパックに入っているのだが、実は見に行けない。今日見に行こうかギリギリまで迷っていたが、風邪がまだ抜けきっていないのであきらめた。お目当てはもちろんトレバー・リンデンだ。私がカナックスを見始めた頃のキャプテンだったから、やはりどのチームに行っても気になっている。バンクーバーの多くのファンも今だにそうなのだ。

ゲームは前回のアナハイム戦とは対照的に、終始カナディアンズに押されていた。カナディアンズが特に強かったわけではないが、カナックスのパス・ミスやリバウンドの処理のまずさが目立った。No.29フェリックス・ポトヴァンも不調で、3ピリからNo.35ボブ・エッセンサに替えられた。

ゲームは1ピリ初盤で立て続けに2点取られた。後半でやっとNo.24マット・クーク<7>が1ゴール(アシスト:No.14スコット・ラチャンス、No.7ブレンダン・モリソン)するが、その後も振るわず、2ピリでさらに2ゴール入れられ、1-4に。

1ピリの始めに面白いシーンがあった。No.19マーカス・ナズランドのスティックの先端が、カナディアンズ・プレーヤーのヘルメットとバイザーの間に入って、抜けなくなってしまったのだ。ヘルメットからスティックをぶら下げている姿は、何ともおかしかった。結局メットを脱いで、ようやくスティックを抜くことができた。ナズランドはハイ・スティッキングのペナルティーを取られたが、幸いきれいにスティックがはまったらしく、カナディアンズのプレーヤーにケガはなかった。

3ピリが始まるなり、16秒でナズランド<16>(モリソン、No.25アンドリュー・キャッセルズ)、1分6秒でNo.72ピーター・シェーファー<6>(アシストなし)がゴールし、あと1点は時間の問題かと思われたが、カナディアンズは最後まで1点差を守りきった。

ナズランドはこれで今季16ゴール目。レンジャースのフルーリー、キングスのパルフィーの17ゴールに続き、リーグ3位につけている。
ポトヴァンは波があり過ぎ。アナハイム戦は32セーブで1失点に押さえたが、今日は1ピリで8ショット、2ピリで7ショットだけだったのに、それぞれで2失点している。

そういえば、昨日のカーティス・ジョセフも大波だったらしい。トロント対セントルイスの試合で、第3ピリオドの5分までメープルリーフスが5-0のリード。誰もが勝利を疑わなかった。よほどのことがない限り、勝つはずだった。
ところが“よほどのこと”が起こってしまった。その後クジョーは突如不調になり、ぼこぼこ入れられ、なんと5ゴールされて同点に。そしてオーバータイムで負けてしまったのである。なんだか後々まで語り草になってしまいそうなゲーム展開だった。

さて、カナックスは負けたが、モントリオールとリンデンのファンでもある私は、あまり悔しくなかった。NHLの歴史とフレンチ・カナディアンの歴史を少し知ると、とりわけ名門カナディアンズには復活してほしいと強く思う。

ゲーム後のリンデンのインタビューでは、意外な言葉を聞いた。「バンクーバーに戻ってくることをどう思うか」と質問した記者に、彼はこう答えたのである。
“It's still tough... always very tough.”
笑いながら言ってくれたので、まだ救われたが、そう思っていたのか…と初めて知った。

リンデンはカナックスに10年在籍し、そのほとんどをキャプテンとして過ごした。20歳からキャプテンになり、93-94シーズンでスタンレーカップ・ファイナルまで行った時は24歳だったから、今のナズランドよりずっと若いキャプテンだった。
でもカナックスでの最後のシーズンは、彼にとってあまりいいものではなかった。メシエが来てキャプテンの座を彼にゆずり、そこまではまだよかったが、2カ月後にマイク・キーナンがヘッドコーチに就任。いつもキーナンの顔色を気にしながらプレーしなくてはならなかった(これはリンデンだけじゃないけど)。安心していられたのはメシエくらいだろう。
ケガもあってあまりゲームにも出られなくなり、回復して出場した長野オリンピック直前にNYアイランダーズにトレードが決まった。なんとなくキーナン=メシエ・ラインに押し出されたような格好だった。ファンとしては、せめてもっと華々しく送り出したかった。私たちも彼の最後の時期を思い出すと、胸が痛む。本人が、戻ってくるのがつらいと言う気持ち、わかるような気がする。

でもねリンデン、少なくともここでは誰もあなたにブーイングはしないよ。

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