12月15日(金)
スーパースキルズ・コンペティション
スーパースキルズ・コンペティションを見てきた。
今のカナックスの強さは、スキルにも関係あるのだろうか? 興味津々でGMプレイスに出かけた。
座席はフリーなので、早い者勝ちだ。普段はなかなか座れないベンチ裏やクラブシートに座るチャンスとあって、寒風の中(今年のバンクーバーは、雨が少ないせいか、本当に寒い! この夜も10時ころから雪が降り出した)、開場の30分以上前からゲート前に長〜い列が…。
6時を少し過ぎてやっと開場。中に入って、迷わずクラブシートのほうに行った。すると、通路にサインブースができている。そこにいたのは、ジョバノフスキー、ヘルマー、エッセンサだった。ただし、サインをもらえるのは14歳以下の子供だけ。私は写真でガマン。
席をとるためにすぐ中に入ったが、このサインブースは通路にいくつかできていたので、他のプレーヤーも見られたかもしれなかった。今年のファン・イベントはこのスーパースキルズだけなので、少しでもファン・サービスをということらしいが、だったらファミリー・カーニバルをやってくれ〜い、と思ってしまう。
コンペティションは、青・白2チームに分かれて、ゲーム的な要素も加えながら行なわれる。さらに、少年プレーヤーが4〜5人ずつ、各チームに加わる。どういうふうに選ばれるのか知らないが、カナックスの選手たちと一緒に参加できることは、少年たちにとって一生の思い出になるだろう。そういえば、日系人と思われる名前の子がいた。未来のカリヤになるかな・・・
コンペティションが始まった。
最初はパックを運ぶリレー。3人1組で、まず一直線に滑り、反対のエンド側に置かれているパックを取って、あとは障害物をジグザグに回りながら戻ってくる。ディフェンスマンは直線を途中までバックスケートで行かなければならない。
チーム対戦があった後、なんとセディン・ツインズ対決があった。この日はヘンリクが僅差で勝った。2人はこんな対決を過去に100回くらいやっていて、99回自分が勝っているとヘンリクは言っていた。
この後の見どころをピックアップしてみると・・・
●最速はモリソン
1周のラップタイムを競うレース。ソペル、シェーファー、クーク、ピーダーソンと粒ぞろいのエントリーだったが、その後すべったモリソンが最高タイムを出した。昨年の勝者ブラッシャーはわずかに及ばなかった。
注目してほしいのは、ここにシェーファー、モリソン、クークのセカンド・ラインが全員出ていることだ。このラインのスピードが、数字でも証明された。
●最強はやっぱりオーコイン
シュートの強さを競う競技では、昨年に続きオーコインが強さを見せつけた。
最初に登場したモリソンは、先のレースでパワーを使ってしまったのかあまり振るわず(せめてもう少し時間をおいてあげればよかったのに。順番を後ろにするとか)、その後、ヘルマーやシェーファーが出てきたが、みんな記録は90台。ところがオーコインが登場し、スッコ〜ンとシュートしたら、いきなり100を超えてしまった。2度目も100以上。やっぱり彼のシュートはすごい。
この競技にオーランドも出ていたが、彼のシュートがあたってバートゥッジが骨折したことを、つい思い出してしまった。
●シュートの正確さはバートゥッジ
ゴールの四隅に付けた発泡スチロールのお皿を割る競技。時間内なら何度シュートしてもいいのだが、4発4中で仕留めたのは、今までNHLでたった2人だ。
最初はクラット。5発で4個割り、おおっすごいっ!と思ったが、次に登場したバートゥッジが、なんと4発で4個割ってしまった。すっっごぉーーーい!! NHLで3人目の快挙だった。
●ゴーリー対決は・・・
ゴーリーのセーブ力を競う。一人が少し離れたところから一定時間内にばしばしシュートするのと、3人が2回ずつブレイクアウェイするのと、2タイプで競われた。
次から次へとかなりの人数がシュートしたので、最終結果はどっちが勝ったか忘れてしまったが、初盤はエッセンサがきっちり止めていたのに対し、ポトヴァンがかなりはずしていた。エッセンサのほうが実際に勝率がいいので、ファンはなんだか複雑な心境・・・
でも後半はポトヴァンものびてきた。彼はスロースターターなのかな。
●みんなリラックス
競技中は真剣だが、選手たちはみんなリラックスしていて、そんな様子をみていると楽しい。それが見られるので、いつもクラブシート側に座ってしまう。ベンチの傍だと、距離的には近くになるが、ほとんど後ろ姿しか見られないんだもん。
最初、何人かがフェンスに腰掛け始めた。その姿はまるで「たれパンダ」のよう。そのうち、バートゥッジとピーダーソンが氷に足を伸ばしてぺったり座ってしまった。おしりが冷たくないのかな? やがてその2人のまわりで、白チームの面々が同じように座り始めた。なんだかみんなでビーチにでも来ているかのような格好だ。そう、バートゥッジなんてもう寝そべっていたのである。リラックスしきっている・・・
●微笑ましいシーン
この日は子供を連れてきているメンバーもいた。子供たちはみんなベンチに入っている。クロフォードの息子も来ていたし、クラットは4人いる子供たちのうち、3歳くらいの娘を連れてきていた。
クラットが競技に出ている間、パパの姿を見たい女の子を、モリソンが手をつないでリンクに連れてきてあげていた。女の子は普通の靴なので、ちょっと腰をかがめてゆっくり手を引いてあげるモリソンは、年の離れたお兄さんのようで微笑ましかった。彼はクラットが出るたびにそうしてあげていた。
●スウェーデン語、ニューファンドランド語
スウェディッシュの多大な恩恵を受けているカナックス。合間にセディンによるミニ・スウェーデン語講座(?)があった。ぜーんぜん分からない。
そのあと、ドルーケンともう一人ニューファンドランド州出身のスタッフによる方言会話が披露された。こっちは英語ベースなので少し分かるが、アクセントは全然違う。スイス人の相棒によると、スコットランドのようなアイルランドのような響きがあるそうだ。私は東北弁の会話を聞いているような気がした(テンポが早かったからかな?)。
●かわいそうなツインズ
合間のエンタテインメントで、セディン・ツインズとドルーケン、ソペルがジングル・ベルを歌うというのがあった。英語で一生懸命歌っているツインズに、なんと後ろからクリームパイを持って近づく奴が・・・
次の瞬間、ツインズは顔にベチャーっとパイを食らってしまった。カナダ式歓迎スタイルとか司会者は言ってたけど、頭までクリームで真っ白になってしまった2人、ちょとかわいそうだったな。
こんなふうに、選手たちもファンも楽しく過ごしたスーパースキルズ・コンペティションだった。
今年、残すはあと7ゲーム(ホームが2ゲーム)。新年は元旦からナッシュビルでのアウェイ・ゲームでスタートだ。
<<耳よりニュース>>
★シュワちゃんの『シックス・デイ』にはバンクーバーがいっぱい★
日本で16日から公開になる、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『シックス・デイ』は、オール・バンクーバー・ロケで撮影された。95年以降にバンクーバーに来たことがある人にとっては、なつかしい建物や風景がいーーーっぱい出てくる。なぜ95年以降かというと、主なロケ場所となった中央図書館やGMプレイスは95年にオープンになったからだ。
映画の中でGMプレイスはポリス・ステーションになっている。ゲート3の入り口とか高速道路の下とか、「あーここ知ってる!!」というシーンばかり。図書館はメインのビルとして使われているし、冒頭にはBCスタジアムも出てくる。テレビのリポーターとして登場する2人は、実際のCBCのキャスターだ。あとメトロタウンのショッピング・モールも出てくる。そこにROOTSのオーナーが1シーンだけエキストラで出ていたような気がするのだが・・・
これらを知らなくても、スタンレー・パークやダウンタウンのビル街などが頻繁に登場するので、楽しめること受け合いだ。映画のできとしても、前作の『エンド・オブ・デイズ』より断然いい。
以前、友人がYMCAのジムでシュワちゃんを見たことを書いたと思うが、たぶんこの映画を撮影している時だったのだ。
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