Canucks Fan: News

9月18日(月)
オフに出会ったカナックス

キャンプに参加したカナックスのうち、スウェーデン出身でないメンバーたちは、一度バンクーバーに集合したようだ。

それは、バンクーバー恒例の花火が行なわれた8月5日のこと。友人と花火の写真を撮ることにしていたので、イエールタウンにある彼らのアパートを訪ねた。初めての訪問だったので、住所を見ながら探していくと、それとおぼしきビルの前で、大きな黒いバッグを3つくらい足元に置いて、階段に腰掛けている若いカップルがいる。
「デカいバッグだなー。ホッケー用みたい」と思った瞬間、男の子のほうが顔を上げた。「あっ、この顔、知ってる!」
でも即座には誰だか思い出せなかった。ヘルメットをかぶった顔ばかり見ているので、分からなかったのだ。
動揺したこともあり、そのまま通り過ぎてしまったが、歩きながら必死で考えた。そしてようやく思い出した。ピーター・シェーファーだったのだ! 彼はサスカチュワン出身なので、こんな時期にバンクーバーにいても、そう不思議はない。思い出したらますます動揺してしまい、実はそのビルが友人のアパートだったのだが、横を通って入口に行く時、ドキドキしてしまって困った。

バンクーバー在住の読者Kさんは、もっと大物に遭遇している。
カナックス御用達の店として有名な御子鮨(みこすし)に行った時のことだそう。
『私たちがお店を出ようとした時、ちょうど入ってきたのが、トッド・バートゥッジと、ブラッシャーの2人連れでした。慌てて声をかけたものの、ビールの酔いで、めちゃくちゃな英語、今考えるととても恥ずかしい・・・。テレビで見てるとバートゥッジって、結構マスコミには、無愛想じゃないですか。でも、今日は結構優しくて、「Nice meeting you.」と、握手してくれました。』
すっごーい!! 私なんか、逆に酔ってないと、話しかけられないだろうなあ(案外小心者)。

カナックスではないが、私は6月の旅行中にも、トロントでとある選手を見かけている。
ダウンタウンにあるマルシェという人気のレストランに行った時のことだ。ここは、ヨーロッパの市場風の内装(マルシェはフランス語で「市場」)で、料理の種類ごとにカウンターがある。そこで好きなものを頼んでハンコをもらい、最後に出口で精算という、バイキング形式の変形みたいなシステムなのだ。
夜遅くに行ったのだが、2時頃まで開いているマルシェにはまだ人がいっぱい。料理を選んでいると、なんとヴァレリー・ブレが入ってきた! 思わずお兄さんはいないかな?とキョロキョロしてしまったが、ヴァレリーは友達2人(男女)と一緒で、パベルはいなかった。普通のTシャツに膝くらいまでの短パン姿で、その辺にいるニーチャンと何ら変わりない。こういう格好をするとますます華奢に見え、よくNHLの屈強な男どもの間であれだけのプレーができるなぁと思ってしまった。
この時ヴァレリーはお寿司を食べていた。たしかに寿司のカウンターもあったけど、マルシェのお寿司っておいしいのかな? お箸の使い方はとても上手だったので感心した。日本に行った時に覚えたのかもしれない。

ヴァレリーといえば、こちらの雑誌『People』で、“TVドラマで活躍したあの人は今?”みたいな特集があった。ヴァレリーの奥さんは、人気番組「フル・ハウス」に出ていた若手女優キャンディス・キャメロンであることは有名。現在は、もうすぐ2歳の娘と6ヵ月の息子の子育てに追われており、一家4人の楽しそうな写真が載っていた。11歳から「フル・ハウス」に出ていて芸能界しか知らなかったキャンディスだが、現在はこの“普通”の生活がとっても幸せなんだって。ヴァレリーの昨シーズン・パワーアップの秘密が分かったような気がした。

同じ『People』の別の号で、ブレット・ヘディカンとクリスティー・ヤマグチがハワイで挙式したという記事も読んだ。クリスティーのウェディングドレス姿の写真が表紙に出ていたので、思わず買ってしまったのだ。
2ページの短い記事でクリスティーの話が中心だったので、ちょっと物足りなかったけど(ヘディカンの写真も、ダンスをしている横顔だけ)、彼女がすごく幸せそうだったので、よかったよかった。と思った。クリスティーの談によると、出会った時(もちろん場所はバンクーバー)、ホッケー選手はみんなゴツくて荒っぽいというイメージがあったけど、ヘディカンは違ってたんだって。そこでビビビッときたらしい。
彼女のスケート仲間---カタリーナ・ビットやエカテリーナ・ゴーディバなど---もみーんな出席したそうで、さぞ華やかなウェディングパーティーだったにちがいない。

残念ながら、バンクーバーで会えなくなってしまった選手もいる。
まずブラッド・メイ。オフの間にフェニックス・コヨーテスにトレードになっていた。先日、スポーツニュースで、既にコヨーテスのジャージを着ているメイを見た。少年ファンの「なんでアイスホッケーというスポーツを選んだのですか?」という質問に「短気だから」と答えていたのには笑った。私も「なんでホッケーが好きなの?」という質問には、よく同じようなことを答えているのだ(みなさんはどうですか?)。

もう一人、ダービィ・ヘンドリクソンは、エクスパンション・ドラフトで、NHLの最新チーム「ミネソタ・ワイルド」に行ってしまった。

気になるのは、フリーエージェントでまだ契約が決まっていないガース・スノウだ。スウェーデン・キャンプ(スノウは参加せず)で、またもゴーリーの質が取り沙汰されていただけに、彼の去就は気になるところ。カナックス側が提示した金額ではOKしなかったのだが、契約金よりも、彼はポトヴァンのバックアップ・ゴーリーとしてベンチにいることになるという処遇に不満で、できれば新天地で第1ゴーリーとしてプレーしたいという思いがあるのだ。私もその願いをかなえてあげたいと思うのだが、カナックスを去ってしまうかもしれないのは寂しい限りである。

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