私のお話をしますね。
でも、決して「そうしてください」といっているわけでも、
「これなら大丈夫」といっているわけでもありません。
それだけは事前に断っておきます。私は主人が来日して、日本での婚姻・移民ビザの請願をしたのですが、
トピ主さんと似ていますが、彼の来日2ヶ月前にアメリカへ行きました。
目的は長期休暇を彼と過ごすため、まだ会ったことのない家族や親戚に会うため、
日本で行う挙式の打ち合わせ、ビザに関する書類の記入、
新居探し、家具選び、私のアメリカでの仕事の調査などでした。
残念ながら彼のご家族や親戚は日本での挙式には参列できないとわかっていたので、
これから挙げる日本式の挙式について話をすることにしていました。
結論から申し上げると、私は入管で「婚約者とその家族に会いに来た」といいました。
既に別室に連れて行かれたり、荷物を調べられることは覚悟していましたから、
嘘をついてドキドキすることよりも、そちらを選びました。
入)目的は?
私)婚約者とその家族に会いに来ました。
入)アメリカで結婚するの?
私)いいえ、日本で2ヶ月後に結婚です。
入)あなたが日本に帰国する証明はありますか?
私)ここに帰りのチケットが、それとこれが在職証明と私のボスの電話番号です。
入)他には?
私)ええ、もちろんあります。
・・・バッグの中から書類ホルダーを取り出して・・・
私)ここに全部書類があるので、お見せしますが。
入)じゃあ、別室へ行ってもらおうかな。
・・・入国審査官が係りを呼ぶが、なかなかこない・・・
入)悪いけど、ここで見せてくれる?
私)いいですよ。
これが日本の婚姻届。これを日本の役所に”二人で出向いて提出”します。
ここが挙式する予定の神社の案内状。それとこれが友達に渡す、式の招待状です。
入)どうして日本で?
私)両親が望んでいるからです。
アメリカでも来年披露宴はしますけど。
入)結婚後は日本で暮らすの?
私)いいえ。
結婚後は彼が日本のアメリカ大使館に私の移民ビザの請願をします。
これがビザ請願のためにとった、アメリカ大使館での面接予約の証明です。
日本で面接を受けて、ビザが発給されるまでは私は仕事を続けます。
ビザが発給されてから、アメリカに来てこちらで生活をはじめます。
・・・話している途中で別室へ案内する係り員がくる・・・
入)ちゃんと準備されているね。
わかりました。問題はないですね。いいですよ。
・・・やっと来たその係り員にもう大丈夫と断って、パスポートにスタンプをくれる・・・
この間、10分弱くらいだったと思います。
最後尾にならんでいたので、後ろの人を待たせることがなくてよかったです。
もし、別室に案内する係り員がすぐに来ていたら、
別室で色々聞かれていたと思います。
上に書いたように、
・英文の在職証明証
・帰りのチケット
・日本での結婚の証明(婚姻届・式場の案内・日付入りの式の招待状)
・日本でのビザ請願の証明(面接予約の紙・I-130などの書類)
これらをホルダーに入れて行きました。
私の感想ですが、きちんと書類を見せて、しっかりと説明ができれば、
別室に連れて行かれて数人の審査官に面接をされても大丈夫だと思います。
しかし、下にレスされている方のお友達は強制送還されたとのこと。
入国拒否は記録にも残りますし、ビザの発給時にも問題になりますね。
う〜〜ん、どうなんでしょうか。
荷物ですが、私はそのときスーツケースが1つとダンボール箱が2つでした。
中身は引越し用の荷物が6割、お土産3割、旅道具1割といった感じです。
10日の滞在にはどう考えても多すぎる荷物の量ですが、
入国審査ではもちろん荷物は持っていませんが、
預け荷物のシール(バーコード)をチェックした入国審査官にも、
特に荷物については何も聞かれませんでした。
万が一聞かれても、引越し費用を安く済ませるために、
今回夏服など持ってこれるものは持って来ました、と答えるつもりでした。
初めにお話したように、これはあくまでも私の場合です。
参考程度に読んでいただけたら幸いです。