ジャスミンさん、
私は10月に主人の地元で結婚式をしました。教会は彼の実家の近くで、その後近くのInnのレストランを借り切ってレセプションをしました。私の経験からお話させていただきますと・・・
まず、ドレスですが、挙式まで10日だと本当にぎりぎり間に合うという感じになると思います。ドレスのオーダーの仕方やお店によっても異なると思うのですが、ドレスの試着はたぶん最低でも3回ぐらいかかると思います。人によってはもっとかかる人もいるそうです。
私の場合は、3回でした。1回目はとりあえず採寸に合わせて出来上がってきたものを着てみて、大幅なダメだしをします。ここのお直しが数日かかります。2回目は更に細かな修正点を出していきます。3回目に最終的な確認をして、それで問題がなければ、アイロンなどをかけて当日に向けての仕上げをしてくれます。
ドレスのオーダーは、3ヶ月ぐらい前までに出来ていれば十分だと思います。その時には本当に大雑把な採寸しかしません。基本的にドレスは直して着る!という発想があるようです。ゆえにドレス代とは別に「直し代」がかかるところがほとんどです。これには私はすごく驚きました。「オーダードレスなのに(セミオーダー?)何で直し代を別に払わなくちゃいけないの???」と思って、主人の友人の米国人女性、数人に聞いてもらいましたが、それが普通なんだと言われました。私の場合、その直し代がドレス代の10%以上しました!
私の場合は、10月の式のために、3月にドレスを注文しました。そして式の2週間前に渡米しました。お花屋さん・レセプション会場・教会・招待状も3月に渡米した時に、予約(手配)をしました。ドレス以外のことは、とりあえず結婚式の日を押さえた、というぐらいでその時に細かな打合せなどはしていません。彼のお母様が手伝ってくださるなら、とても安心できると思いますから、どんどん質問して手伝っていただくと良いと思います。通常の米国人ママの感覚だと、娘の結婚式の準備に関わるのは、すごくHappyなことのようです。
ドレス以外にも準備することは、山のようにあります。私が(私の場合は主に主人がしてくれた)したことを箇条書きにしてみます。たぶん、彼のお母さまの方が良くご存知だと思いますが…
・ドレス注文(半年前)←これは2ヶ月ぐらい前でも十分間に合うと思います
・招待状(早めに注文!これは早ければ早いほど良い+招待客のリスト作り)
・フローリスト(早めに手配→式の数週間前に最終的な打合)
・教会(早めに手配→クリスチャンならば婚前教室のようなものがあるかも…、更に音楽などの打合も必要)
・レセプション会場(早めに手配→数週間前に料理などの打合)
・ケーキ(数ヶ月前に手配→数週間前に最終的な打合)
・ヘアメイク(数ヶ月前に手配→数週間前に打合・デモ)
・フォトグラファー(数ヶ月前に手配→数週間前に最終的な打合)
・ビデオグラファー(数ヶ月前に手配→数週間目に最終的な打合せ)
・レセプションの音楽(生バンド、DJ、数ヶ月前に手配→数週間前に打合)
・リハーサルディナー(数ヶ月前に予約)
・付添人の手配(数ヶ月前←女性ならドレスのことも相談)
・輸送手段(数ヶ月前手配→数週間前に最終的な打合)←これは教会からレセプション会場など車の無いゲストを運ぶ必要がある時と、自分たちのリムジンなども含む
・結婚指輪(数ヶ月前に注文←こったデザインのものだともっとかかるかも)
・ゲストへのギフト(チョコレートなど安価なものだが、数がいるので、数週間前に手配が必要)
今思い出すだけで、ざっとこれぐらいあります。実際はもっと細かなことがたくさんあります。ほとんどが式の数週間前からに最終的な打合せをすることになるので、式まで10日しかないと、かなり大変だと思います。私自身、2週間しかなく、本当に大変でした。エステに行くどころの話ではありませんでした。また、もし日本からゲストを呼ぶ場合は、そのお世話が相想像以上に大変です。(私は式の当日まで、自分で運転して送り迎えをしました)
長くなりましたが、もし彼のお母様が積極的に手伝ってくださるなら、どんどんお願いするに限ります。通常アメリカ人男性は、あまり当てになりません。あと、全て個別に依頼していくようになるので、日取りを抑えた時点で、Depositがかかり、最終的に打合せをした時点で、残金を支払うことがほとんどです。普通にしていると費用はどんどん膨らんでいくので、どこにご自分がこだわりたいか事前に良く考えておかれて、メリハリを付けていくと良いと思います。日本の様にパック式で、ある程度費用の全貌が最初からつかむのは、難しいです。費用の分担についても彼と事前に良く話し合っておかれることをおススメします。お互い式の前は、忙殺されてイライラしがちなので、お金のことが絡むと更にやっかいになります。
大変なことばかり書いてしまいましたが、私自身こちらで式を挙げて、本当に良かったです。私も両親も日本では絶対に出来ない経験をすることが出来ました。ですので、是非頑張って素晴らしい式になることを願っています。
あと、Knotという結婚に関するWebsiteがあります。そこに段取りなども含めて、色々なことが出ていますので、参考になると思います。また、アメリカのブライズマガジンを購入して、読んでみると参考になると思います。とにかく花嫁は健康が一番!お体に気をつけて頑張ってくださいね。
あと、そうそう!何事につけてもおおらかな米国。予約をしたのに、忘れられたり、全く違うものが出来てきたり、届く日に届かなかったり、日本では信じられないようなことが必ず起きると思います。ドレスなど、代替の効かないものは、出来るだけ自分で取りに行くことをおススメします。色々書きましたが、一経験談として参考になれば幸いです。
Knot